美味しい楽しいことで人生を彩ってみない?

読書の秋〜最近元気をもらった本をお勧めしたい〜

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読書の秋
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お仕事しながら育児中。 時間に追われる毎日でも、一日一日を大切に過ごしたい。大事に使えるものを少しずつ増やしたい。いつでもユーモアを忘れないようにしたい。そんなのなかなか無理です(笑) でも、そんな日々の中で出会えた、大切に暮らすことを思い出させてくれるような素敵なものをご紹介したいと思います。

 

読書の秋ですね。

最近読んで元気をもらった本を、ありがとうの意味も込めてご紹介させてください!

その①「政と源」三浦しをん

73歳の老人2人が主人公の話です、と言ってしまうと誰も興味を持たないかもしれませんが、、、(私も最初はそう思いました)

でも、少しのぞいてみると、あ、なんか元気出そう。そこからは最後まで一気に読んでしまうことでしょう。

 

国政(政)は元銀行員。家庭を顧みず(本人は家族のために頑張ったと思っている)仕事に没頭し、子どもが独立した後は妻にも出て行かれてしまった73歳。一方同じく73歳の源次郎(源)は40代で妻を亡くし、どちらかというと破天荒なつまみ簪(かんざし)職人。

そんな2人が、源次郎の弟子のために奮闘するエピソードが中心です。

 

テンポが良くて、コメディなのに随所でほろりとさせられました。少し疲れていて、難しい本読む気分じゃないけど、元気が出そうな人情ものが読みたい、(←かなり具体的)そんなときにぴったりです。

 

少女向け雑誌の連載だったというのが意外です。

生きるってどういうことか、と悩む少女がいたら少しはヒントになるかもしれません。友達の言動が理解できず、腹が立ったりイライラしたとしても、実はうらやましくもあったりすることに気づいたり。なんて、自分が10代のときに読んだらどうだったかな、と想像しても・・・アリでした。

73歳の老人二人が主人公ですが、きっと10代女子にも共感できるところありますよ!

・・・たぶん(笑)


政と源 (集英社文芸単行本)

その②「生きるぼくら」原田マハ

いじめをきっかけに引きこもるようになってしまった人生(←名前)は、母と二人暮らし。ある日突然母親が出ていきます。

残された年賀状を頼りに何年も会っていなかった祖母を訪ねるのですが、その祖母は認知症のために自分のことを分かってもらえません。

祖母が住む田舎で周りの人に助けられながら、自分の人生を取り戻していく成長物語です。

よくある展開にも感じるのに、なぜでしょう、読んでいる間の7割は感動が込み上げてきて涙こらえながら読んでいました。

喉がくぅぅってなる感じ。悲しくて泣くのではないんんです。もう感動が常に込み上げてきちゃって・・。

最後に年賀状の秘密も明らかになるのですが、もう涙こらえられませんでした。

 

自分より若い人たちを助けられるカッコイイ大人になりたいって思いました。

同じ状況があったとして、こんなに上手くいくことなんてないよ、と思う気持ちがどこかにありつつも、感動が止まらないのでした。感動言い過ぎやけど、他にうまいこという言葉が見つからな~~い!

原田マハさんの小説、絵画が絡んだサスペンスものも面白すぎるけど、ヒューマンものも面白すぎてハマります。


生きるぼくら (徳間文庫) [ 原田マハ ]

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生きるぼくら (徳間文庫)

 

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