なぎなた漫画が映画化!乃木坂46が熱演する「あさひなぐ」感想(ほんのりネタバレあり)
女子高校生が主人公の大人気青春漫画「あさひなぐ」が映画化されました!
9月22日から公開されている映画「あさひなぐ」を60代母・アラフォーの姉と私・小学6年の姪っ子3世代で観てきました!
原作のファンである私には、ちょっと期待はずれ?な瞬間はチラホラありましたが、まさかの期待超えのシーンもあり、映画を見終えた時には続編あるなら見たいかも…な気持ちにさせてくれました。ほんのりネタバレするかもしれませんが「あさひなぐ」映画の感想を熱弁させていただきますね。
「あさひなぐ」ってどんな漫画?少女漫画かと思いきや青年誌で連載しています
「あさひなぐ」はビックコミック週刊スピリッツで連載中の女子高校生なぎなたスポコンメインのややラブ・コメディ漫画です。私はよくコミックサイトにある1巻無料広告でこちらの漫画の存在を知りました。
運動オンチの女の子が、個性的なメンバーに出会いコツコツ努力して成長していく…まさに「はじめの一歩」「弱虫ペダル」などに代表される気弱主人公スポコン漫画に分類されるかと思います。
まず「あさひなぐ」漫画の魅力を語らせていただくと
・スポーツ界のアメリカン・ドリーム(競技者が少ないため数回試合で勝てば全国大会に出場)→もしかして高校デビューの運動オンチの女の子でも何か成し遂げちゃうのでは??というリアリティーを感じさせてくれるストーリー展開。
・キャラクターの描き分けが何よりすごい!!!!
すぐ「あさひなぐ」全巻レンタルしに行きました!!笑 ←部屋が本にまみれるので買わない派です。
「あさひなぐ」に登場してくるキャラクター全員が魅力的!
主人公・なぎなた部の先輩3人と同級生2人・顧問の先生・コーチとどんどんキャラクターが出て来るのですが、全員のキャラがきちんと魅力的に描き分けられお見事!!!というしかないです。
主人公だけが少し幼く、まっすぐ真面目に頑張ってる背景で、スレた同級生や先輩達が面白いことをやっちゃってくれます。それを見逃さないよう、読み進めていくのがまた楽しい漫画でした。
セリフひとつひとつがありきたりな青春漫画じゃなくて、どちらかというと女の子ならではのちょっと大人びた腹黒い、いや、黒さをあえて表にだした上で、人と向き合っていく姿に心動かされました。数回、目に涙がジワッと。
作者さん、女の子の気持ちをよくわかってらっしゃる!
この漫画の中で、このキャラクターのココが好き!!を語ろうとすると、最低でも10人は語りたくなるので止めておきますね。笑
では、ここからは映画の内容になぞらえてお話をさせていただきます。
「乃木坂46」アイドルが演じる映画に少し不安?
正直に正直に語らせていただくと「アイドル多すぎでない??大丈夫?」と映画を観に行くことに少し迷いがありました。(実際、映画館では私達以外は全員、乃木坂46のファンの方だろうな~と思しき若い男性のお客さんばかりでした。)
原作漫画が好きであればあるほど、実写版を見ることに慎重になりますよね。
私の好きなあのキャラをちゃんと演じてくれるのか?生かしてくれるのか?
こうやって勝手気ままに評論家と成すのが素人ファンの怖いところ。笑
私は普段テレビをあまり見ないので「乃木坂46」のグループ名は知っていてもメンバーに関してはほぼ知識がありませんでした。映画広告の写真を見て、「主人公の東島旭と先輩宮路真春はピッタリはまってるよね…あ!大倉文乃(ぽっちゃりさん)は完コピや!このキャスティング凄い!」とまず、キャストの皆さんの外見だけで少し納得。
まずは【見た目】に勇気をもらい映画予約サイトをググったわけです。
※写真と漫画を横並びに掲載できないのが残念!
ドキドキのオープニングシーンで「しまった!失敗かも??」
オープニングシーン、とても可愛らしい西野七瀬(乃木坂46)さん演じる主人公東島旭が、学校へ登校するシーン。気持ちの良い朝に「ん~~~」と息を大きく吸い込むのですが、突如の「うぇっ!」と思わず吸い込んだ息を吐き出します。目の前にはゴミ袋の山が…。
主人公である東島旭は【とことんツイていない、鈍くさいキャラですよ!!】をオープニングでひたすらアピールしてくれるんですが
この「うえっ!」の演技が何とも…
一緒に観に来てる母!姉!ごめん!!(姪っ子はまあいいや)と一瞬頭をよぎりました。
しかし、それ以降は思わず「んん??」とずっこけてしまうような演技の違和感はなく、いつの間にやら【アイドルやからね】の色眼鏡はパリンと割れ、どんどん映画「あさひなぐ」の世界に引き込まれていきました。
試合シーンが多く迫力あり!特に、主人公東島旭が成長する瞬間は演じ分けが素晴らしかった!
乃木坂46の皆さんだけでなく他の俳優さんも、【出来る人】を演じる際に、あれ?よたついてるよ~~と片目つむらないと見れないシーンはほんのほんのちょこっとありましたが、そこはご愛嬌。
スロー映像や外野からの解説などで、試合中の技の凄さ・迫力を上手に表現されていました。
主人公の東島旭が薙刀の構えで重心の位置をつかむシーンは、「あ!構え方、動きが格好良くなった!!キレイ…」としっかり演じ分けされていたので見ていて楽しかったです。
薙刀をよく知らない私も「薙刀の試合見に行ってみたいな」とふんわり。
知らない世界の魅力を教えてくれる漫画や映画、いいですよね!!!
笑いを一番提供してくれたのは中村倫也さん演じる顧問の小林先生
薙刀部顧問の小林先生はウザキャラで空気を読まず、一人でどんどん突っ走るタイプ。薙刀のルールも知らず、生徒の気持ちも解らず、好き勝手やらかすけどなんだか憎めない。このウザキャラを面白い!と感じさせる塩梅が本当に難しいと思うのですが。
もう!完璧でしたね!期待以上のウザキャラに思わず声をだして笑ってしまいました。
細かくレポートしたいくらいなんですが、ネタバレしすぎてはダメなのでココでは控えておきますね。
私の好きなキャラがまだ登場していない!あのシーンまでいかないの??
映画は時間が限られていますからね…。致し方ないことなんですが、「あ…ここで終わるのか」と残念な気持ちになりました。でもこれって裏を返せば「このキャストで続きを見たい!!」と思ったからこそですよね。
「あさひなぐ」続編が出る可能性はあるんでしょうか。
こうやって映画の感想をまとめていると、次第に乃木坂46の「あさひなぐ」グッズが無性に欲しくなってきました。笑
グループ名しか知らなかったアイドルの皆さんの可愛さ・演技力にいつの間にやらハマりつつあります。パンフレット買うべきだった?なんて。
映画「あさひなぐ」続編が出るかどうかは、皆さんが映画館に足を運ばれるかどうかにかかってます!!!
レディースデーや映画の日に、お得に映画館へ!!
いつの間にやら番宣のようになってますが(笑)続編が出たら私!!!ちゃっかり1100円の日に行きますよ!
映画の後、「続編でたら行きたい人??」と家族に呼びかけたら、姪っ子だけが「は~~~~い!」と元気よく返事をくれました。姪っ子も小林先生がツボにはまったようです。
以上で映画「あさひなぐ」見てきましたレポートは終わります。
最後までお読みいただきありがとうございます。