フランス産発酵バターが滴る「エシレ・メゾンデュブール」の贅沢クロワッサン(東京都/丸の内)
エシレ専門店ならではの品ぞろえ・・・ではあるものの、お目当てを確実に入手するには開店30分前到着が必須!?
数年前、初めて食べた時に『クロワッサンなのにジューシー!!』と、衝撃を受けたクロワッサンがあります。
それは、東京・丸の内ブリックスクエアにある「エシレ・メゾンデュブール」のクロワッサン。
「エシレ・メゾンデュブール」は、フランス中西部のエシレ村で製造される、高品質な発酵バターを専門に扱うお店です。
エシレバターの美味しさは、世界のロイヤルファミリーにも愛されているそうで、先日テレビで明石家さんまさんやマツコ・デラックスさんも絶賛されていました。
そんなエシレバターをたっぷり使ったクロワッサン。また食べたい・・・と思い続けていましたが、お昼には売り切れることもあると聞いていましたので、朝から丸の内にいる機会などほとんどなく、あきらめかけていました。
しかし!今回、ようやく購入のチャンスに恵まれたので、張り切って行ってきました!
平日の開店10分前、お店に到着すると、すでにこんなに行列が。さすがですね~。
商品を購入してお店を出るまで、約40分かかりました(汗)。
並んでいる間に、用意数が少ない人気商品(ガトー・エシレナチュールなど)は、売り切れに。
今回はお目当てじゃなかったのでいいのですが、開店前に来ても買えない商品があるなんて、すごい人気ぶり!
他にも、人気商品の購入には数量制限があるものも。例えばクロワッサンは3種類ありますが、1人計6個までしか買えませんでした。
たくさん押し寄せるお客様の手に、なるべく行きわたるように。仕方がないですね。
店員さんの指示に従って、やっと店内に入ると、バターのいい香りが漂っています。
せっかく並んだので、お目当てのクロワッサンは3種を全て購入。
クロワッサン・エシレ トラディシオン(320円)と、クロワッサン・エシレ50%ブールの有塩タイプと食塩不使用タイプ(各400円)です。
クロワッサン・エシレ3種を実食。サクっとだけじゃない、ジューシーなクロワッサン!
どれも見た目はほぼ同じ。(なので、写真はトラディシオンのみです。)
「トラディシオン」はバターの使用量がオーソドックスなタイプのクロワッサン。
バターを主役に考えているためか、小麦粉の旨みよりはバターの風味が勝つ感じです。
ちなみに断面はこんな感じ。
サクっと、香りも良く、かなり美味しいことは確かなのですが、ここまで並んで買うことを考えると、次回はその分別のものを買おうかなと思います。
要するに、次にお話しする「50%ブール」の個性が強烈すぎて、とても美味しいにも関わらず、普通に感じてしまうのです(汗)。
そこまで強烈な個性を発揮する「50%ブール」とは、どんなクロワッサンなのか!?
なんと原材料の半分がエシレバターという、贅沢極まりないクロワッサンなのです!
お店のおすすめ通り、ちょっとだけ電子レンジで温めてからオーブンで軽く焼くと、溶け出したバターが滴り落ちてくるので、トースターを使う方は要注意なほどです。
食べてみると、サクっとした食感の直後にジュワジュワッとエシレバターが溢れ出し、パンなのにとってもジューシー。
まるでエシレバターそのものを飲んでいるかのようなバター感ですが、これが高品質なエシレバターの成せる技なのか、くどくない。
バター好きにはたまらない、バターを味わうクロワッサンなので、逆に言えばバター感が強烈すぎて、苦手な人もいるかもしれないと思うほどです。
有塩タイプはキリっした塩味があるわけではないですが、味が締まるというか、旨味が出ている感じがしました。
でも、無塩タイプの方がバター本来の風味がホワホワと広がる気がして、個人的には一番好みでした。
食べ終わるころには指も口回りもバターまみれ。お上品に食べられる物ではありませんのでご注意を。
クロワッサン以外のエシレバター商品も豊富。ギフトにもおすすめです!
せっかく並んだので、ついついマドレーヌとフィナンシェも衝動買いしちゃいましたが、いずれもエシレバターらしさが活かされた上質なお味でした。
ギフト用にサブレも購入したのですが、その話はまた別の記事でご紹介しますね!
エシレバターそのものも販売されていますし、牛乳やクリームをバターに置き換えて作ったというアイスなど、気になる商品がまだまだたくさんありました。
大阪にも店舗がありますが、扱っている商品が違うようです(クロワッサンは丸の内だけの様子)ので、調べてから行かれることをおすすめします。
(2017年11月 訪店)
詳しくはエシレのホームページから、店舗情報をご確認ください。