山梨の新名物!?巨峰入りほうとう【巨峰おざら】が意外なうまさ!蕎麦屋「利久」(山梨県/山梨市)

偶然の新たな出会い!「巨峰おざら」とは何ぞや?
山梨の桃専門カフェ「ラ・ぺスカ」へ行こうとしたら、なんと3時間待ち。(詳しくはこちらの記事でご紹介しています。)
お昼ついでに食べるつもりでお腹を空かせて行ったのに、あと3時間なんてとても堪えられない・・・ということで、さらっと蕎麦でも食べようと、急遽調べて出会った蕎麦屋が「利久」さんでした。
なぜ「利久」に行くことに決めたかというと、「巨峰おざら」なる新感覚の食べ物があるという情報を得たからです。
山梨のご当地グルメ代表格「ほうとう」は有名ですが、「おざら」ってご存知ですか?
私は初めて知りましたが、冷やしほうとうのことを「おざら」というようです。
それなら容易に想像できますが「巨峰」ってどういうこと!?
ナビを頼りにたどり着いた「利久」は、JR山梨市駅から約2kmの住宅街の中にありました。
細い道を曲がった奥にあり、『通りがかりに見つける』なんてことは無理な場所です。
なんだかツウになった気分です。
店内はカウンター・テーブル・お座敷席があり、わりと広い庶民的な蕎麦屋さんといった雰囲気。
蕎麦屋ですがほうとうやうどんもあって、山梨の和麺屋さんといった感じ。
お目当ての「巨峰おざら」と、冷やしせいろをオーダーしました。
「巨峰おざら」は1200円の鳥もつ煮付セットがあったので、後で桃カフェに行くつもりなくせに、ついつい欲が出てセットを選択。
やばい!ご飯までついてる(汗)。
初めてお目にかかる「巨峰おざら」は、ピンクに近い紫色。
おそるおそる、ネギ入りの温かいつけつゆにつけて一口すすってみると・・・
巨峰~!
ちゅるっ、もちっとした麺を噛んでいるとどんどん広がる巨峰の香り、ほのかな甘さ。
巨峰エキス、思ったより主張してきます!
つゆと巨峰って、どうなのよ?とお思いでしょうが、意外と合う・・・アリなんです!
添えられていた大根おろしも合わせてみると、ミラクルなハーモニー。
つゆのお出汁と醤油の風味、ネギの香ばしさ、巨峰の甘い香り、そこに大根の優しい苦みが加わると、何とも言えない不思議な調和が。
そしてセットの鳥もつ煮。
つやつや~!いい照りです。
この鳥もつ煮がうまかった!いろんな部位のもつが入っていて、元気が出る味です。
ついついご飯も食べたくなっちゃう~。
正直、巨峰おざらとの相性はあんまり良いとは言えない気がするのですが、「利久」に行ったら鳥もつ煮はオーダーした方がいいと思うおいしさでした。
巨峰・ほうとう・鳥もつ煮 という山梨名物が組み合わされているので、山梨観光で訪れた人にはいいセットだと思います。
ちなみに冷やしせいろは、普通・・・というのが正直な感想です。
いつも付いているものなのかはわかりませんが、『どうぞ~』と、水菓子を出してくださいました。
珈琲寒天と桃。
このあと桃カフェに行きますけどね~、と思いつつも好きなのでいただくと、シャキシャキ食感の桃でおいしかったです!(カフェの桃は柔らかタイプでした。)
もっと推せばいいのに・・・「巨峰おざら」。
見た目も味もなかなかの新感覚で、不思議なおいしさがあり、山梨名物として推せそうなのに、店内ではメニューに写真もないし、特別目立つ表記をしているわけでもなく、なんだかもったいない気がしました。
すんごくおいしい!っていう物とは違いますが、新しい魅力があって、ご当地グルメとしておススメできるのにな~と思います。
このあたりでお昼を食べる機会があれば、「巨峰おざら」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この後行った桃カフェ「ラ・ぺスカ」についてはこちらの記事で紹介していますので是非ご覧下さい。
この後なのにこんだけ食べたのかよ!?と、笑っていただけると思います(汗)。
(2018年7月訪店)
住所:山梨県山梨市歌田423-2
電話:0553-23-1584
営業時間:11:30~14:00(L.O. 13:30)、17:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日:火曜(祝日の場合は営業の可能性あり)